[どんど焼き]
どんど焼きは左義長という昔の宮中行事が民間行事になったもので、もともと吉書を焼く儀式であったが、お正月のお飾りを焼くようになった。
現在の成人式は、昔の元服に相当する。 元服とは、男子が成人の表示として、髪形をかえ、服を改め、頭には冠を加え、加冠の儀といわれる。11才〜16才頃が多かった。貴人では、童名を廃し、命名、叙位の行事がある。武士では烏帽子をつける。16世紀頃から庶民では前髪を剃る事に代ってくる。
女子では、「髪上」「初笄」「裳着」「髪そぎ」がこれに当る。
成人の日の趣旨は、大人になった事を自覚し、自ら生き抜こうとする青年男女を励まし祝うものである。当日は自治体等による公の成人式が行われる。この日招かれた青年男女は、記念品や紅白饅頭、赤飯等が配られる。
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