他の項目を見る
1.正月・年始廻り 2.鏡開き
3.初釜
4.歌会始め 5.七草の節句 6.小正月・成人式
7.二十日正月 8.節分 9.バレンタインデー
10.桃の節句 11.春、秋の彼岸 12.入学、入園
13.花祭 14.十三詣
15.端午の節句 16.母の日、父の日
17.菓子の日 18.夏越しの祓 19.七夕
20.土用 21.暑中見舞い・お中元 22.八朔
23.盂蘭盆会 24.地蔵盆 25.重陽の節句、
26.仲秋の名月 27.炉開き
28.七・五・三 29.お火焚
30.成道会 31.事始め 32.歳暮
33.クリスマス
橘=上用・こなし
人形=生砂糖・片栗
桜=有平糖・生砂糖
雑節の一つ、五行説の立場から春夏秋冬の四つの時期のほかに、もう一つ割り当てる必要から設けたと言われる。四季にそれぞれ18日づつ入れてある。立春の前18日間を春の土用と言い他も同様である。夏の土用は極暑、冬の土用は極寒の候にあたる。いまでは普通に土用というと夏の土用の事である。
[土用干し]
といって衣類や書物、掛物等の虫干しをしたり<土用餅>と称して餅を作ったりする習わしがある。土用の丑の日に下鴨神社では御手洗祭が行われ、境内の糺の池に足をつけて、身体を清め、無病息災・安産を願うという習わしがある。
<あんころ(土用餅)>
ページTOPへ
数珠=こなし
ふさ・桜=生砂糖
時期は、7月〜8月の初め頃。昔は出産・病気・不幸又は普請とか留守の時に、その人達を力づける為に訪問する事だったが、今では日頃お世話になった人に贈り物をする。交際社交の範囲が広がり、更に交通が発達するにつれて、見舞いや贈答の相手も急激に増大し、中元セールが行われ、暑中見舞いのはがきが人々の心をなごませる。
お中元は中国に発するもので、正月15日を上元、7月15日を中元、
10月15日を下元と称し、これを贖罪(しょくざい)の日として金品を捧げて罪ほろぼしをする事になっていた。中でも最も重んじられたのが中元である。従って正しくは中元とは7月15日の時期の事であるが、次第にその時の贈物を意味するようになると同時に、暑中見舞いとも混同されている。暑い夏であるため流し物の進物品等が好まれる。
<水羊羹 琥珀糖>
ページTOPへ
向月台=落雁 銀閣=有平糖
大文字=きんとん
旧暦8月1日の行事。この日は徳川家康が江戸入府した日であるといい、幕府では正月とともに特に重んじていた。八朔行事は古くからあり、中世の頃に武家方や公家衆の間でも田の実りの節供を祝い、そして贈り物をする習俗がはじまった。もとは神への供物であったが封建社会では主従間の贈答にかわり、さらに民間に逆に流行した。また近畿一帯では八朔休みといい、この日から昼寝をやめ、夜なべ仕事が始まった。江戸時代以降奉公人達がつらい思いで休日を迎えた。<八朔の泣き豆><八朔の苦餅>などこの日の食物を呼んでいた事からもうかがわれる。
ページTOPへ
戻る
次へ
写真は、京菓子協同組合青年部美味創心より掲載。
当ページに掲載されている情報・画像を、無断で転用・複製する事を禁じます。
zbody>